はじめに:「進路」という言葉に、胸が苦しくなっていませんか?
「周りの子は受験の話で持ちきりなのに、うちはまだ部屋から出られない……」
「欠席日数が多すぎて、行ける高校なんてどこにもないんじゃないか?」
リサーチャーのしるべです。
中学3年生という時期の不登校は、親御さんにとって「人生の瀬戸際」のようなプレッシャーを感じるものですよね。私自身、2児の親として、そして知人の子が不登校になった際、真っ先にぶつかった壁がこの「進路」でした。
でも、安心してください。
リサーチを重ねてわかったのは、今の時代、不登校は進路の「終わり」ではなく、むしろ「自分らしい道」を選ぶスタートラインであるということです。
この記事では、出席日数に不安があるお子さんでも、無理なく、そして前向きに選べる高校の選択肢を徹底解説します。
出席日数がなくても大丈夫。通信制高校という「新しいスタンダード」
「全日制(普通の高校)」に行かなければならない、という思い込みが親御さんを苦しめていることがあります。しかし、今の不登校児の進路として最も選ばれているのが「通信制高校」です。
なぜ、通信制高校がこれほどまでに支持されているのでしょうか?
- ・出席日数が問われない
-
多くの通信制高校は、中学時代の欠席日数を不問としています。
- ・自分のペースで学べる
-
毎日通う必要がなく、年数回の登校(スクーリング)で卒業できる学校も多いです。
- ・「好き」が単位になる
-
プログラミング、イラスト、美容、eスポーツなど、専門分野を学びながら高卒資格が取れる学校が急増しています。
リサーチャーとして断言できるのは、「学校に自分を合わせる」時代から「自分に合った学校を選ぶ」時代へと変わっているということです。

失敗しない高校選びの3ステップ
「数が多すぎて、どこが良いかわからない……」という方へ、しるべ流の選び方を伝授します。
公式サイトやSNSの情報は断片的です。学校の雰囲気やサポート体制を深く知るには、やはり「パンフレット」を手に取るのが一番です。
一箇所だけ見て決めると、後で「あっちの方が良かったかも」と後悔しがちです。最低でも3〜5校の資料を並べて、お子さんと一緒に「ここなら行けそう?」と話すきっかけを作りましょう。
「見学に行こう」と誘うと、お子さんはプレッシャーを感じてしまいます。まずは「パンフレットを取り寄せて、リビングに置いておく」ことだけをゴールにしてください。
まずはパンフレットを眺めて、親子の会話のきっかけを作ってみませんか?(完全無料)
【しるべの視点】親の焦りが「出口」を塞いでしまうことも
中3の秋、冬と時間が過ぎるにつれ、親の焦りはピークに達します。でも、その焦りがお子さんに伝わると、お子さんはさらに心を閉ざしてしまいます。
「どこにも行けないなら、中卒でもいい」
そんな極論を考えてしまう前に、まずは「こんなにたくさんの選択肢があるんだ」という安心感を、あなた自身が持ってください。
通信制高校の資料をめくっているうちに、「あ、ここならこの子の個性が活きるかも」というワクワク感が生まれてきたら、それが解決への第一歩です。


おわりに:高校卒業は、ゴールではなく通過点
不登校を経験したお子さんにとって、大切なのは「どの高校に行くか」というネームバリューではなく、「自分が自分らしく、安心して過ごせる場所を見つけること」です。
通信制高校を卒業し、そこから通信制大学へ進んだり、専門スキルを身につけて社会に出たりしている先輩たちは、今この瞬間もたくさんいます。
「大丈夫、道は一つじゃない。」
リサーチャーしるべも、あなたが、そしてお子さんが納得できる「道しるべ」を見つけられるまで、ずっと応援し続けます。

