ウーン・・・。「億スキャFX」のサインツールをEA化して、勝てる設定を探してみた。

負けることは許されない・・・。

まさに我々が置かれている状況と同じではありませんか。勝率95.8％、17年間もの長きにわたり月間マイナスゼロ。しかも5分足での短期売買。この成績が本当なら、プチFIREどころか一気に本格FIRE可能です。これは参考にさせていただきたい商材ですね。

一応利益がでるEAにはなりました。

というわけで、早速検証していきましょう。

概要

5分足でのトレンドフォローロジックです。

レンジ相場でのダマシを回避するための工夫が随所にみられます。その集大成が”勝率95.8％”ということなのでしょう。

サインツールの紹介とエントリーポイント

「億スキャFX」では以下のツールをダウンロードできます。

• 一目均衡表の雲のみ
• 5分足パーフェクトオーダーツール
• 1時間足マルチタイムスコープ
• 4時間足マルチタイムスコープ
• 日足マルチタイムスコープ

これに加えて、実際の取引では高橋氏独自のパラメーターに設定したSMA、通称TMAを3本使用します。パラメーター設定はここでお伝えするとまずいことになりそうなので、伏せさせていただきますね。

さて、これらを5分足チャートにすべてを表示させると上図のようなチャートになります。盛りだくさんですね。そして皆さんの予想どおり、まぁ重いです。しかし良く見ていただければわかりますが、TMAと雲の位置関係によるパーフェクトオーダーは「パーフェクトオーダーツール」で取得可能です。つまり必要なのは「パーフェクトオーダーツール」と3つの「マルチタイムスコープ」です。そこで、これらをそれぞれ解説していきます。

マルチタイムスコープ1D

まずはマルチタイムスコープ1Dです。

表示しているチャートは5分足です。買い相場なら赤、売り相場なら青が表示されます。日足の相場状況を5分足チャートで確認できるツールです。わざわざチャートを変更しなくても確認できるのは便利ですね。

マルチタイムスコープ4H

続いては、マルチタイムスコープ4H。

4時間足の相場状況を5分足チャートで確認できます。わかりやすいように1Dと同じチャートに表示してみました。こちらは青が表示されていますね。つまり、4時間足では売り相場ということになります。

マルチタイムスコープ1H

マルチタイムスコープ最後は1Ｈです。

1時間足の相場状況を5分足チャートに表示します。こちらも上2つと同じチャートに表示しています。1時間足では全体的に売り優勢ですが、ときどき買いで入るチャンスもあるように見受けられます。

パーフェクトオーダーツール

エントリーと利確・損切のタイミングを教えてくれるツールです。

取引する時間足である5分足の相場状況を示しています。赤は買い、青は売りのエントリーサインです。黄色はノートレンドです。ポジションを持っている場合は決済のサインにもなります。

全表示してみた

4つのツールをすべて表示すると、このようになります。たしかに現在の相場状況が一目瞭然ですね。

マルチタイムスコープで赤1：青2の相場状況が続いていたので、今までは売り優勢だったようです。しかし、右端が赤2：青1にかわっています。これは買い優勢にトレンド転換した、となりますね。

エントリーポイントと利確の説明

まずエントリーポイントです。赤丸の位置で買いエントリーとなります。

少し解説しますね。マルチタイムスコープの1Ｈ・4Ｈ・1Ｄで現在の相場状況を把握します。赤が多ければ買い優勢、青が多ければ売り優勢ということになります。上記の図では赤3：青0なので、買いのエントリーポイントを探っていく局面です。そして、パーフェクトオーダーツールが赤に変わったタイミングでエントリーです。

次に利確ポイントです。黄色の丸ですね。判断はパーフェクトオーダーツールの黄色サインです。これは損切にも使います。利益がでていなくても、黄色サインで損切です。

まずは、そのままEA化

実はこの結果、予想していました。というのも、この商材には裁量での判断を求められる部分が非常に多いのです。

エントリーに関しては、

• TMAとローソク足があまり乖離していない。
• 3本のTMAの角度が綺麗に上（売りなら下）を向いている。

など、数値化できない部分が多くあります。

また、実際に高橋氏がトレードをしている動画があるのですが、その中でも「ボクは臆病だからここで利確します」と言って、裁量で利益を確定しています。

つまり、EAには向かない商材なんですね。

とはいえ、せっかくなのでなんとか利益をだせないか探ってみました。

負ける設定

そもそもマルチタイムスコープで相場の状況は判断済なので、上位足でのフィルタリングは必要ありません。たいていここから修正に入っていくので、今回はどうしようかと迷ってしまいました。

結局、利確と損切のポイントを変更するぐらいしか思いつきませんでした。

直近高値・安値で損切、損切幅の1.5倍で利確

そもそも直近という設定が難しいのですが、今回は過去20本のローソク足の最高値・安値にしてみました。

ここからさらに過去のローソク足の本数の最適値を探ってみても良かったのですが、なんだかその気も起きないような結果になってしまいました。

直近高値・安値で損切、損切幅分利益でストップを建値に移動、黄色で利確

利益の最大化と損失の最小化を狙ってみました。

たしかに損失は小さくなったのですが、利益も小さくなってしまいました。

勝てる設定

あまり”勝てる”という感じではありませんが、一応利益がでる設定は発見しました。

パーフェクトオーダーツールを捨ててみました。マルチタイムフレームの色がすべて揃ったらエントリー、色の揃いが崩れたら利確・損切です。

小さなトレンドで買ったり負けたりしながら、長く大きいトレンド相場で大きく稼ぐ感じですね。完全に相場任せになってしまいます。もしかしたらポンド絡みの通貨ペアならもっと利益を上げてくれるかもしれませんね。

まとめ

今回はEAとしては残念な結果になってしまいました。やはり裁量による判断が多い商材をEA化するのは難しいですね。

しかし、裁量でやるなら便利なツールが揃っているので、優良な商材だと思います。高橋氏のエントリーロジックを自分のなかに落とし込み、水平線やトレンドラインを駆使して決済ポイントを見極めれば、勝率95.8％とまではいかないまでも7割以上の勝率にはなるのではないでしょうか。

慣れるまでは少額でチャレンジ、という裁量取引のお手本のような商材ですね。

今回開発したEAを無料プレゼント

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• 1時間足で動作
• マルチタイムスコープのみ使用

このような内容のEAです。

設定方法などでわからないことや質問などございましたら、お気軽にお問合せください。

FX商材とEAを駆使して、一緒にプチFIREを目指しましょう！