ソコソコ。「1秒スキャルFX」のサインツールをEA化して、勝てる設定を探してみた。

たった2つの色が利益の山を築いていく!

という煽り文句が大変魅力的な「1秒スキャルFX」です。5分足のスキャルロジックということですが、セールスページを見るとなかなか楽しそうなサインツールが並んでいます。このサイン通りに取引して連勝できれば、我々の夢であるプチFIREも夢じゃない・・・。

結果はまぁまぁ、といったところでしょうか。

さあ、セールスコピーに煽られつつ検証していきましょう。

目次

概要

商品名1秒スキャルFX
開発者マックス岩本
販売者名クロスリテイリング株式会社
公式サイト1秒スキャルFX公式

5分足でのスキャルピングロジックです。

商品名の”1秒”というのはいわゆる秒スキャのことではなく、”1秒”で売買判断ができるという意味ですね。

サインツールの紹介とエントリーポイント

「1秒スキャルFX」では、いくつかのサインツールをダウンロードすることができます。

ここではその中から、エントリーに関係するツールとエントリーポイントを解説していきます。

マックス・アベレージ・キャンドル

チャートに表示するとこのようになります。

平均足を移動平均線の代わりに表示した感じでしょうか。海外のインジケーターに似たようなものがあった気がしますが、設定などは当然マックス岩本氏のオリジナルだそうです。

セールスコピーの通り、2つの色を見分けるだけで「買い」と「売り」が一目瞭然です。

マックス・シングル・ボリンジャー

チャートに表示するとこのようになります。

名前のとおり、ボリンジャーバンドをもとにマックス岩本氏が独自に開発したインジケーターだそうです。

こちらも2色の色を見分けるだけで「買い」と「売り」が一目瞭然です。

エントリーポイントと利確・損切の解説

マックス・アベレージ・キャンドルとマックス・シングル・ボリンジャーを重ねて表示しました。

エントリーポイントについては、もう説明の必要もないほど明確なのですが、一応説明させていただきます。

まず「買い」ですが、マックス・アベレージ・キャンドルがオレンジのとき、マックス・シングル・ボリンジャーの青をローソク足の終値が超えたら、次の始値でエントリー。このとき、マックス・シングル・ボリンジャーはピンクが表示されています。

「売り」はその逆です。

次に利確と損切の設定です。

利確:損切=1.5:1がマックス岩本氏の推奨している設定です。ということは、先に損切を決める必要があります。こちらはエントリー時の1本前のマックス・シングル・ボリンジャーの位置、つまり「買い」だったらピンクのマックス・シングル・ボリンジャーが初めて表示された位置になります。

利確目標は、損切幅の1.5倍の位置です。5分足の取引ですから、妥当な設定だと思います。

まとめると、このようになります。マックス・アベレージ・キャンドルが反対のサインをだすことはなかったので、省略しました。

赤丸の位置でエントリー。利確は黄色丸、損切は青丸。

・・・おお、結構いい位置で取引しているじゃないですか。これは期待できるかもしれません。というわけで、さっそくEA化してみました。

まずは、そのままEA化

・・・はい、わかっていました。

5分足でサインツールのとおりに取引して連戦連勝していたら、あっという間にプチどころか完全FIREです。そこで、まずは課題を考えてみました。

  • レンジ相場でのダマシ
  • トレンドフォローなのに利益を最大化できていない
  • 5分足という短期売買ゆえのサインの多さ

こんなところでしょうか。裁量なら克服できる課題なのでしょうが、ここはあくまでもEAにこだわって利益を上げていきたいと思います。

負ける設定

いろいろと試した結果から、まずは参考までに負ける設定を紹介します。

上位のマックス・シングル・ボリンジャーをフィルターにつかう

まず思いつくのは上位足でのフィルタリングです。そこで、上位のマックス・シングル・ボリンジャーの方向のみにエントリーする設定を追加してみました。

結果は惨敗です。

200MAをフィルターにつかう

続いては、みんな大好き200MA。MAの上では買いのみ、下では売りのみです。

結果は同じく惨敗です。

上位のMACDをフィルターにつかう

続いてのフィルターは、こちらもみんな大好きMACD。

結果は・・・・・、もういいですよね。

利確と損切の比率の変更

上位のフィルターがあまり機能しなかったので、一旦フィルタリングからは離れてみました。今度は利益の最大化を狙ってみます。

利確と損切の比率を1.5:1から2:1、さらに3:1にしてみました。

これはなかなか頑張ってくれました。結果は微増です。ですが、我々の夢を実現するためにはもう少し利益が欲しいところです。もう少し試行錯誤してみましょう。

通貨ペアを変えてみる

これまでの検証はドル円でした。しかし、ツールの特性から、値動きの激しい通貨ペアのほうが適しているのはないかと考えました。

値動きの荒さといえば、やはりポンド円。それと、世界最大の取引量を誇るユーロドル。この2つの通貨ペアで検証をしてみました。

・・・・・・・さあ、次にいきましょう。

勝てる設定

お待たせいたしました。いろいろと試した結果、やっと勝てる設定を発見しました。

単純に4時間足で試した結果ですが、そこそこ良い結果になりました。やはり短期売買で利益を残すのは難しいですね。

ちなみにポンド円でも同様に良い結果がでています。

ここまでくれば、あとは複利の力を利用するだけです。今回は1回の損切が口座資金の3%になるように、自動でロットを調整するようにしてみました。

100万円を3年間運用して、利益は約35万円です。年利約11%でしょうか。最大ドローダウンも16%と、これなら許容範囲です。ウォーレン・バフェットには及びませんが、ほったらかしでこの年利ならまぁまぁではないでしょうか。これだけでプチFIREは無理ですが、ポートフォリオの1つとして考えてもいいかもしれません。

まとめ

商品名1秒スキャルFX
開発者マックス岩本
販売者名クロスリテイリング株式会社
公式サイト1秒スキャルFX公式

「1秒スキャルFX」はトレンドフォローのロジックなので、いかにダマシを回避するかが一番のポイントです。今回のEA化では、5分足でこの問題をクリアすることはできませんでした。結果、「1秒スキャルFX」ではなく「4時間スイングEA」になってしまいましたね。

ただ、裁量でやるには良いかもしれません。ただし、ダウンロードできるインジケーターに含まれる

こちらの「マックス・ジャッジメント」という通貨の強弱をジャッジメントしてくれるインジケーターの使用は必須だと思います。

「マックス・ジャッジメント」を参考にして、有利な通貨ペアを選ぶ。その通貨ペアで、値動きの大きい時間帯に「マックス・アベレージ・キャンドル」と「マックス・シングル・ボリンジャー」のサイン通りに取引する。裁量ならこの方法である程度高い勝率になると思います。

5分足でやるなら裁量、EAでやるならスイング、ですね。

今回開発したEAを無料プレゼント

当サイト購入リンクから「1秒スキャルFX」をご購入いただいた方全員に、今回開発したEAを無料でプレゼントいたします。

  • 4時間足で動作
  • 利確・損切の比率を変更可能
  • 許容損失の割合に応じて自動でロット設定(もちろん固定ロットでも運用可)
  • 許容損失の割合も変更可能

このような内容のEAです。

設定方法などでわからないことや質問などございましたら、お気軽にお問合せください。

FX商材とEAを駆使して、一緒にプチFIREを目指しましょう!

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この記事を書いた人

はじめまして。
このサイトを訪れたみなさんと一緒にプチFIREすべく、サインツールを検証していきます。
いろいろなFX商材のサインツールがあるなかで、単体ではうまく機能しなくても、組み合わせたら真価を発揮するのではないか。
しかもEAならお手軽だし。
そんな発想から、FX商材を買い散らかしながら検証しています。
気になる商材や検証してみたい組み合わせがありましたら、お気軽にご連絡ください!

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